国連と無力 2011 3 5
混乱が続くリビア情勢。
当初は、勢いがあった反体制側も、
政府側の反撃で戦線は膠着状態になってしまった観があります。
このままでは、何年も内戦が続くかもしれません。
おそらく双方とも決め手に欠く状態でしょう。
こうなってしまったのは、
国連が、結果的に「中立」を選んだからです。
国連安全保障理事会は、一応、ポーズとして、
リビアに対する制裁決議を採択しました。
しかし、このようなものは、
「狂犬」と呼ばれたカダフィ大佐にとっては、
紙切れに過ぎないでしょう。
こうなることは、最初から、わかりきっていたことです。
「狂犬」に制裁決議を突きつけても意味がありません。
ただ、国連としては、仕事をしている振りをする必要があったのです。
リビア情勢の混乱に対しては、
アメリカや欧州の「有志連合」で取り組むしかないと思います。
国連は、当分、機能停止状態が続くでしょう。
そもそも、国連というシステムは、
独裁国家や強権国家を温存させるシステムと言えるでしょう。
国連の加盟国は、どんな国が多いか知っていますか。
加盟国を全部見渡せば、独裁国家や強権国家が多いことに気づくでしょう。
だから、国連は、独裁国家や強権国家に対して弱腰にならざるを得ないと言えます。
日本では、国連平和主義を唱える人が多いと思いますが、
これは、高校生の弁論大会のレベルです。
決して大人が言うべきレベルではありません。
可能性としては低いと思いますが、
万が一、日本が紛争に巻き込まれた場合に、
頼れるのは、国連ではなく、前述の「有志連合」ということになります。
日本にとって、国連とは、幻想に過ぎないのです。
国連は、北朝鮮をめぐって、たびたび機能停止しています。
ペンと剣 2011 2 26
深刻化するリビア情勢に対して、
国連安全保障理事会は、
リビアに対する制裁決議案を協議しているそうですが、
このようなものは、「狂犬」と呼ばれたカダフィ大佐にとって、
はたして効果があるのか。
いまさら、「狂犬」に制裁決議をつきつけても意味があるのでしょうか。
今日は、「首都決戦、近づく」というニュースが流れています。
これに対して、カダフィ大佐は、「徹底抗戦する」と演説しています。
また、「革命の殉教者になる」と宣言しています。
「狂犬」にペンは通用しないと思います。
追い詰められた独裁者が何をするかわからないという不気味さがあります。
反体制側の国民に対して、
大量破壊兵器(化学兵器)を使用するのではないかというニュースも流れています。
このような状況では、制裁決議など紙切れに過ぎないでしょう。
現在の戦況を分析すれば、軍事介入しかないでしょう。
国連という幻想 2011 2 5
今回のエジプトの混乱をめぐって、
国連の存在が、いや存在価値が見えないものとなっています。
これは仕方ないことです。
国連の加盟国は、どんな国が多いか知っていますか。
加盟国を全部見渡せば、独裁国家や強権国家が多いことに気づくでしょう。
だから、国連は、独裁国家や強権国家に対して弱腰にならざるを得ないと言えます。
日本にとって、国連とは、幻想に過ぎないのです。
国連は、イラク戦争をめぐって機能停止の状態になりました。
最近では、北朝鮮をめぐって、たびたび機能停止しています。
日本は、国連を脱退して、
民主主義を正しく実施している国と、「民主主義連合」を作るべきです。